KEYSI東京のブログ

KEYSI(ケイシ)は、『ダークナイト』や『ジャック・リーチャー』などの映画で使用されたスペイン発の護身術。KEYSIジャパンアカデミー東京校のブログです。

僕は今まで「D.I.M.A.1(ディーマ・ワン)」という、言わばインストラクターの1年生でしたが、次のランクD.I.M.A.2への昇段試験を受けるべく、スペインへと行ってきました。

片道14時間のロングフライトです(途中フランスで乗り換え)。

バレンシア空港から電車で1時間ほどの所にある「プエルト・デ・サグント」という町に、KEYSIの本部があります。

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プエルト・デ・サグントの風景

プエルト・デ・サグントは海に近い田舎町。フスト先生が僕の故郷、福島県白河市にいらっしゃった時、「サグントに似ている」とおっしゃっていましたが、まさにそんな雰囲気。あまり英語が通じないけど皆さん親切で、Google翻訳を駆使しながらコミュニケーションを取ろうとする僕に、快く対応してくださいました。

評判通り、スペイン料理はとても美味しかったです。

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パエリヤ

有名なパエリヤ、フィデウアをはじめ、ボカディージョという大きなサンドイッチには大変お世話になりました。

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フィデウア(パスタ版パエリヤ)

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ボカディージョ(スペイン人にとっておにぎり的なものらしいです)

旅行記のようになってしまいましたが、本題。KEYSIの話です。

昇段試験は約10日間スペインに滞在し、毎日4時間、マスタークラスのインストラクターにトレーニングをしていただきます。そして最終日にフスト先生直々の審査となります。

成長を実感できたところも未熟を痛感したところ多々ありました。なにより、「D.I.M.A.1の資格を得たあと何をしてきたか」、これが最も問われたと思います。

「KEYSIは個人の努力と信用なしには成長しない」とフスト先生はおっしゃいます。教わった技術を忘れないよう定着させたり、さらに精度を高めるのは個人の努力にかかっています。これは一般の生徒もそうですが、インストラクターはよりその素質が重要になります。

試験の結果はと言いますと、無事に次のステージのD.I.M.A.2へと踏み出すことができました。

また新たなイチからのスタートです。

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つきっきりでトレーニングをしてくださったマスター・ボグダン。大変ユーモアのある方で、彼のおかげで楽しくトレーニングできました。ありがとうございました。

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何度かKEYSIアカデミーのレッスンにも参加しました。みんな温かく受け入れてくれ、フレンドリーな人たちばかりでした。ありがとうございました。

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そしてフスト先生。僕の滞在中、イギリスへ行ったりと忙しくされており、今回はゆっくりお話しする機会がありませんでしたが、少ない時間を縫って何度かトレーニングの様子を見に来てくださいました。ありがとうございました。

次はD.I.M.A.3目指して精進します。

Gracias Spain.
Muchas gracias mi familio.
Hasta luego.

5/13(土)に発売された「月刊秘伝 6月号」にて、KEYSIを特集していただいております。

日本のメディアに取り上げていただいたのは初めてなので、喜び勇んでご紹介させてください。

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「現代に適合進化した プレグレッシブ武術特集」という特集の一環で、EBMAS詠春拳、クラヴマガグローバルと合わせてKEYSIを取り上げていただきました。KEYSIだけで8ページもの大特集です。日本に入って来てまだ間もないKEYSIにここまで誌面を割いてくださり、ひたすらに感謝です。

秘伝さんの記事は、技術や写真よりも、おおよその概念や成り立ちについて触れてくださっていますが、理念や哲学に重きを置くKEYSIとしてはとてもありがたく思います(編集者さんがつけてくれたキャッチコピーが秀逸です)。もちろん、大部分の方が気になる技もきちんと紹介してくださっています。

また、半分くらいダルライザー(※1)の話になっていますが、改めてKEYSIとダルライザーの間にあるものを読み解いてみて、日本のKEYSIはダルライザー抜きに語ることはできないなと。KEYSIを日本に招致したのがダルライザーだったことは、運命ではなく必然だったのだと、この記事を読んで思いました。

一緒に取り上げていただいたEBMAS、クラヴマガもたいへん興味深く、親近感を覚える部分や、参考になる部分がたくさんありました。技術以上に、それぞれが背負っているものに胸を打たれました。

書店にお立ち寄りの際は、是非ともお手に取ってみてください。

◆WEB秘伝
http://webhiden.jp/

◆KEYSI東京
http://keysi-tokyo.com/
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和知龍範



※1…福島県白河市のご当地ヒーロー。KEYSI JAPANの代表である和知健明が運営している。

KEYSIはスペイン語では“Que y si”と書きます。

それぞれの単語を英語にすると、

・Que(ケ) = what
・y(イ) = and
・si(シ) = yes

すなわち“Que y si”は、英語では“what and yes”となります。

主にお母さんが子どもに対して使う言葉で、「できるよね?」という意味なんだそうです。ただし質問ではなく、「あなたならやれるよね?」と相手の可能性を信じてチャレンジを促す言葉。多分ですが、“what and yes”は、「なんて言うの? はいでしょ?」という意味なのかなと。日本語でも「返事は?」と聞かれたら、それは往々にして「はいでしょ?」という続きを含んでいますからね。そういうニュアンスなんだと思います。

転じて、「はい、わかりました」という返答としても使われるそうです。「らしい」とか「だそうです」という言い方になってしまうのは、お互いに母国語でない言葉でやり取りしているので100%正確に理解できていない可能性があるからです。。。もし間違っていたらすみません。

そのような言葉が由来になっているため、KEYSIは「とにかくやってみる」「素直に言うことを聞く」「自分はできると信じる」といったことを重視します。

話はちょっと変わりますが、僕は俳優をやっておりまして、好きな言葉のひとつにこういうものがあります。

いい俳優の条件は三つ。
勤勉であること。
素直であること。
勇敢であること。

“Que y si”の意味を聞いたとき、これと非常に近い気がしました。

KEYSIの生徒には、KEYSIのレッスン中だけでなく、普段の生活の中でも勤勉・素直・勇敢であってほしいなと思います。

和知龍範



◆KEYSI東京では随時生徒を募集しております。

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